最近よく聞く!?NISAの基本

少額で投資を行う個人投資家のための制度

NISAとは、少額投資非課税制度のことです。現在、株式の売買から生じる所得(配当も含む)には、20%の税率で課税されます。2003年からの10年間、この税率を10%とする軽減措置が行われていましたが、それが終了することに伴い、先行してイギリスで導入されていたISA(個人貯蓄口座)をモデルに、2014年から制度がスタートしました。
当初は年間の投資額100万円までとしていましたが、その範囲が拡大され、120万円までとなっています。収益の20%の課税はかなり大きなものですし、ネット証券ではNISA口座への優遇措置として売買手数料が割り引かれることも多く、これから投資を始める方や、既に投資を行っていても、さらに投資額を増やそうという方は是非とも利用したいものです。

NISAの特性を考えた投資とは

NISAの限度額は、現状保有している株式などの時価総額ではなく、一年を区切りとした投資額の合計となります。つまり120万円であっても、12万円の売買を10回繰り返せば限度額に到達し、その年は特定口座を使用した取引になります。
NISA口座をフルに活用するには、購入後頻繁に売買をしない投資信託などの金融商品がおすすめです。例えばファンドラップは個人が売買をするわけではなく、証券会社に一定金額を納める形になりますので、この120万円を余すところなく利用できるでしょう。ファンドラップには管理料や投資顧問料が発生しますが、その分を十分に取り戻す効果が得られます。近年、ファンドラップなどの投資顧問サービスの残高が伸びている理由の一つにNISAの存在があります。